GEHRING / シリンダーブロック溶射前レーザー粗面加工機
レーザーラフニングは、エンジンボア内にレーザーで粗面加工を行う設備です。
これは溶射加工するために母材と溶射剤の密着力を高めるために行われます。
レーザーによりボア内表面に特殊なプロファイル形状を作ることで、従来の機械式粗面加工と比較し、高い密着力を作り出すだけでなく、粗面加工プロファイルの深さを浅くすることが可能です。
これにより、溶射加工のサイクルタイムを削減するだけでなく、使用する溶射素材量も大幅に低減します。
特徴
設備を2軸構成にすることにより、#1ボアと#3ボア、#2ボアと#4ボアの同時加工をすることも可能です。
加工例
粗面加工プロファイル
溶射加工後のボア断面図
製品情報
製品名 | シリンダーブロック溶射前レーザー粗面加工機 |
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品番 | Laser Roughening |
カテゴリ | |
仕様 | 粗面加工後精度※ 粗さ:Rz30-80µm Rpc(c=10µm):9-11peaks/mm プロファイル傾斜角度:-30° ※ファインボーリング後以下の条件の場合 粗さ:Rz12-20µm 直径公差:+/-0.01mm |
メーカー情報 |
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